太陽光発電とはどのような仕組みのものなのか具体的に解説します。
太陽光発電とは
最近では太陽光発電を取り入れている住宅が増えてきました。
ここでは太陽光発電とはどのような仕組みのものなのか具体的に解説します。

太陽光発電について
地球には、私たちが必要とするエネルギーの1万倍以上の太陽エネルギーが降り注いでいます。太陽光は1m2当たり約1kWのエネルギーを地球上にもたらしているのです。
例えば、ゴビ砂漠全部に太陽電池を敷き詰めると、現在地球上で人間が使っているエネルギーの全てをまかなうことが出来てしまいます。太陽電池の性能が上がりコストがどんどん下がっていけば、遠い夢の話ではありません。その太陽エネルギーと半導体を使用して電気を起こす発電方法のことを太陽光発電といいます。
太陽光発電は、二酸化炭素(CO2)やその他の有害物質を排出しない、非常にクリーンなエネルギーの利用方法です。主にCO2の過多な排出によって起こる地球温暖化は、とても深刻な問題です。そして、太陽エネルギーの利用は、この問題を解決するのに、とても有効な方法です。なんと言っても、太陽光発電は地球の環境に悪影響がない、クリーンなエネルギーなのです。
太陽光発電の仕組み
太陽光発電は、太陽光と半導体を使用し、電気を起こす発電方法ですが、太陽光パネルは+と-の電子を生み出す2つの層からなっています。太陽光が半導体にあたると、この二つの層の間で電気が生じます。太陽光が強ければ強い程、発電できる電気は多くなります。
太陽光パネルは、大きく2つに分けられます。もっともひろく使用されているのがシリコン系と言われるもので、屋根等についている結晶系(単結晶、多結晶)、そして計算機等に使用される薄膜型の非結晶系(アモルファス)などがあります。このシリコン系の2003年の市場シェアは94%となっています。効率においては、結晶系は、研究では20%に達しているものの、13-17%が実際の効率です。アモルファス系は、8-10%です。
もうひとつの化合物半導体系は、CIGS、CIS、CdTeなどがあり、薄膜です。効率は、8-10%となっています。
さて、こうした太陽光パネルを家庭で利用するには、他の機器も必要となります。主なものは、直流電力を交流電力に変換するインバーターと呼ばれるものであり、それらを全て含めて、太陽光発電システムと呼んでいます

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